SVシーズン3 イルカドクガ【最終24位】
イルカマンが止まってしまうヘイラッシャをどくびし+身代わりイルカマンで起点にして勝つ事をコンセプトにした構築
セグレイブ、ハバタクカミ、ヘイラッシャの3体を採用した構築が増えた時期に構築を組みはじめ、それらの並びには高い勝率が確保できた。
環境が進むにつれそれらの並びは減少傾向ではあったが、依然としてそれぞれが高使用率であったので終盤も問題なく戦うことができた。
・基本選出
このパターンで勝ちが見えない構築には裏選出
初手セグレイブ+カイリュー@1の選出でプレイング勝負する
個体解説(採用順
・イルカマン@たべのこし (フェアリー)
腕白:マイティ:197(172)-186(44)-147(132)-/-108(4)-140(156)
腕白:ナイーブ:197(172)-96(44)-119(132)-/-83(4)-140(156)
ジェットパンチ/テラバースト/みがわり/ビルドアップ
HB:特化ヘイラッ̪シャの地震で身代わりが75%耐える
A:+1ジェッパで無振りハバタクカミが75%で落ちる(1スリップで確定)
+1テラバーストでH振りセグレイブが確定
S:準速セグレイブ抜き
本構築のエース枠
一回下げなければならないが、2対3スタートからでも巻き返せるパワーを持つポケモン。物理であれば大抵起点にできる数値があり、ドラゴンテールを無効にできる+止めに来るカイリューに強いフェアリーにする事でイルカマンの攻撃を耐える特殊が選出されていない試合は高頻度で3縦することができた。
VSキョジオーンのみ初手対面した場合は身代わりから入ってナイーブ状態で展開し一旦流す、構成によっては突破する展開もある
・テツノドクガ@ブーストエナジー (草)
陽気:185(236)-/-112(252)-144-130-146(20)
火炎放射/マジカルシャイン/どくびし/ふきとばし
S>Cにするため陽気、C0個体なら臆病にするとCが1上がるが誤差と判断して妥協
HB:意地セグレイブのきょけん+礫を確定耐え
臆病眼鏡ハバタクカミのサイコショック確定耐え
S:ブースト込みでドラパルトを抜くためにS補正
ブーストによるS上昇と大体一発は耐える耐久から1回は動けるイルカマンからの引き先として採用
技はメインの放射とドラゴン打点となるシャイン、コンセプトのどくびしと火力の無さから起点になるケースをケアできる吹き飛ばしとした。
どくびし+吹き飛ばしはバトンや壁などのギミック構築に滅法強く、基本選出に無理なくギミック耐性を持たせられるのも強いポイントだった。
腕白:191(196)-155(4)-159(236)-/-121(4)-109(68)
神速/地震/竜の舞/羽休め
HB:セグレイブのつららの乱数が動く159
S:1舞で陽気ミミッキュ抜き
イルカマンを対面選出で止めてくる構築に対して強いHBで採用
削り、サイクル要因、エース運用と展開次第で柔軟に動かすことができるのが唯一無二の性能。
・セグレイブ@こだわりハチマキ (ドラゴン)
陽気:191(4)-197(252)-112-/-106-152(252)
A:できるだけ高く
S:ミラー意識で最速
ミラーで弱いセグレイブは受け駒を採用しないと選出できないと考えているため、最速+裏の受けまで貫けるハチマキで採用。
テラスを切ることでH振りセグレイブにテラスされても落とすことができる、クレベースに5割以上のダメージが入る、という2点に強みを感じテラスはドラゴンとした。
ハチマキ+テラスの考慮外のダメージで勝つ試合もかなりあったので、もう少し増えてもいいくらいには強いと思っている。
ミラーにおいて、終盤はチョッキの割合が減り襷やASベースのセグレイブが多かったので初手で対面した時はテラスを切らない事が多かった。
つららばりはつらら落としと選択だが、キノガッサ、ミミッキュの非選出率が高かった為、有効打となるつららばりに落ち着いた。
・サーフゴー@こだわり眼鏡 (鋼)
控え目:175(100)-/-117(12)-203(252)-117(44)-117(100)
シャドーボール/ゴールドラッシュ/10万ボルト/サイコショック
HB:意地ミミッキュの珠+2影うちを69%で耐える
HD:臆病ハバタクカミのシャドボ確定耐え
S:ミラー、低速意識
受けに重きを置く構築に強いポケモンとして採用。
選出率は高くないが、選出圧と重い受けを崩し切る為に最後までPTから外せなかった。
眼鏡であればトリックを打つより攻撃技を押したほうが強いという考えからトリックを切ったフルアタ構成。
・ウルガモス@オボンのみ (水)
臆病:192(252)-/-112(212)-155-125-138(44)
火炎放射/虫のさざめき/みがわり/蝶の舞
HB:無振りヘイラッシャの地震を身代わりが13/16耐え
S:+1でテツノツツミ抜き
構築で切っている眠るヘイラッシャをケアでき、重いツツミに強めな枠として水テラスで採用。
カイリューが居ないPTに対しての刺さりが良く、こちらをメインに選出する事も少なくなかった。
技はヘイラッシャ前で展開する身代わり+さざめき、放射はテラバーストと選択だが特別水打点でなければ足りないポケモンは少ないのと、イルカマンと同時選出した時どちらかのテラバーストが腐ってしまうのが不便な為放射とした。
・結果
同じ構築(1体違い)を使用した友人が28位、72位とそこそこ勝てていたので構築のベースは良かったかなと思います。
今回は再戦に弱めな構築だったのもあり2200に載った時点で潜るのをやめてしまいましたが、また最終日潜れるシーズンは1位を目指して潜りたいと思います。
色々端折ったので気が向いたら追記するかも。